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随所に主となる

  
自分が取り組んでいるものに対して、
「何のためにやっているんだろう、自分の将来には関係ない」
 
そんなことを考えてしまうことがある。
  
けれど、今やっていること、取り組んでいるものは、自分が過去に選択した結果であり、縁があったもの。
巡り巡って、いずれ点が線になる。あるいは、自ら点を線にする。さらには、線から面をも生み出す。
 
周りの人や環境に対してああだこうだ言うのではなく、
与えられたものとして真摯に向き合い、かつ自らの軸はぶれないように。
 
そんなことをずっと考えてきたら、先日素敵な言葉を頂いた。
 
  
「随所に主となる」
  
いつどこにあっても、如何なる場合であっても主体性をもって真実の自己であること。
決して外界の喧噪に巻き込まれたり翻弄されたりせずに、自らの歩みを続けること。
  
さらには、

24時間365日に追われ使われるのではなく、24時間365日を使いこなすこと。
 
昼夜の垣根が薄れた現代社会の渦に巻き込まれて、主体性もなく忙しく過ごしている場合ではない。
 
何をもって自分の人生とするのか、何に価値を重んじるのか。
 
 
己こそ己自身の主である。
 
己こそ自身の拠り所である。
 
己がよく制御されたならば、人は得難き主を得る。
  
もっともっと、意識していこう。

Aqaba_child