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選挙に行きましょう。

 

衆院選まであと1週間。僕にとっては初めての選挙です。

 

最近は選挙関係の報道も増えてきたし、街頭演説もちらほらやってるし、SNSを含めネット上でも選挙関連の記事が多く上がってます。僕がここで書いておきたいのは、選挙に行きましょう、ということ。すごく普通のことですね。それぞれの政党や争点についての個人的な見解は今日は置いておきます。

 

 

いわゆる「普通選挙」が行われている日本。成年男子による普通選挙が認められたのは1925年。男女平等の、完全なる普通選挙が認められたのは1945年。普通選挙は僕らが生まれるよりもはるか前から存在してたわけです。僕らにとっては普通選挙は普通のことであり、当然のもののように感じられる。だって、生まれたときからそこにあったわけだから。
けど人類の長い歴史から見れば、普通選挙が普通になったのは本当に最近のことでもある。現在でさえ、世界に目を向ければ普通選挙はすごく貴重なもの。選挙自体が存在しない国もたくさんある。

普通選挙って普通じゃないですよ。普通選挙ってすごいことだと思います。

 

 

みんな知っている通り、日本の投票率は低い。若い世代で特に低い。60歳代に比べて、20歳代は投票率も投票数も約半分だとか。”若者の投票率の低さ”とか”政治への関心の無さ”とか、騒がれすぎてだんだん「まあそんなもんだ」みたいな感覚が広がってる気がするけど、これは異常事態だと思います。国を作っていくのは、間違いなく若者なんです。これから、僕たちの時代が来るんです。僕たちが日本を、世界を引っ張っていくんです。投票くらい行かなくてどうするんですか。

「政治なんて興味ねーし」とか「どうせ1票くらいじゃ変わらない」とか「誰に投票したって変わらない」とか、そうやって斜に構えているより、しっかり考えて1票入れにいくほうがよっぽどかっこいい。

 

たしかに政局が迷走していたり、呆れるような出来事がたくさん起こったりしている。政治に興味を失ったり、未来を感じにくいのも分かる。けど、政治や国をつくっているのは、政治家じゃなくて国民です。
政治家は国民が選んだものなわけで、僕らには彼らを選ぶ権利があるんです。国民が政治を選んできたんです。
政治を興味をもてないものにしてしまっているのは、政治家じゃなくて、本当は国民なんだと思います。

政治や国を変えられるのは、国民しかいないんです。権利と可能性を自ら放棄して、その先に何があるんですか。小さな権利かもしれないけど、小さな可能性かもしれないけど、そこにかけましょうよ。

 

そして、普通選挙であること、平等に投票権があることに感謝しないと。天から勝手に降ってきたものではないんだから。先人達の苦労があって、ようやく手にしたものなんだから。

 

 

P.S.

「私はこう思う」「私はこの政策を支持する」っていう意見は是非シェアすべきだろうけど、「みんなこうしましょう」とか「みんなでこれに反対しましょう」みたいなのは好きじゃない。ネット上にそういうものが溢れているけど、それぞれの声をきちんと吟味して、そういったものに流されずに、自分の考えのもとに判断したいですね。

 

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