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ザンビアでの新生活が始まりました

 

ザンビアでの新生活がスタートしました。
首都ルサカについてから1ヶ月、任地チョマでの暮らしが始まって2週間。

久しぶりのアジアだったバングラ時代は慣れるのに多少時間がかかりましたが、アフリカはやはり落ち着きます。

今回改めて感じましたが、他のアフリカ諸国と比較してザンビア人のメンタリティーは日本人のそれと非常に近いものがある気がします。
好き嫌いを言うつもりはありませんが、日本人にとって仕事をしやすい国であるのは事実かもしれません。

 

【任地ムババラ】

任地ムババラは南部州の州都であるチョマの中心部から30キロほど外れた地域。州都チョマが非常に大きな都市で多くのものが揃う一方、ムババラはいい感じに何もないです。野菜と肉、そして主食のシマの元であるメイズ(とうもろこし)こそありますが、果物はバナナ以外に見当たりません。
こういった農村部に住みながらの活動を協力隊応募時に思い描いていたので、願ったり叶ったりです。

住民にも非常に好意的に受け入れてもらえており、英語でコミュニケーションが取れるので色んな話をしています。ただし、ザンビア人同士が現地語(トンガ語orニャンジャ語)で話し始めると会話に入れないのが現状の悩みなので、現地語学習も少しずつ進めています。

 
【ムババラヘルスセンター】

配属先はそんな集落の中にあるヘルスセンター。

 

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ザンビアの地方ヘルスセンターとしては平均的な規模で、準医師1人、看護師3人、助産師、環境衛生士、HIV/AIDSカウンセラー、クリーナー、そして多くの地域ボランティアによって成り立っています。

幸いなことに人手や医薬品はそこそこ足りており、5Sと呼ばれる整理整頓等も良好、またスタッフのモチベーションや知識も十分、ボランティアとも上手く連携できており、環境衛生士を中心とした疾病管理やアクティブモニタリングにも積極的です。
環境的な難しさや電気、水、道路などのインフラの問題、医師不在、ちょっとした用具の不足など問題は色々とありますが、そうした問題に対処しながら全体的なボトムアップ、さらにはアドバンス的なことまで組み込めそうな環境です。

ということで、まだ模索中ではありますが、マラリア・肺炎、下痢症などのサーベイランスやデータ解析、食品と水の衛生に関わる仕事の準備を少しずつ始めています。

 

【家】

ヘルスセンターから徒歩30秒の場所に現在建設中です。良く言えば一軒家ですが、見方によっては物置です(写真左)。2メートル隣が鶏小屋なので(写真右)、早起きには最適です。

 

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今月上旬に初めて見た際には壁と屋根までできていましたが、この2週間で窓が設置されました。次はドアが付くのかなと思ったら、それより先に床に敷くタイルが搬入されました。
なぜドアよりタイルが優先されるのか、なぜ水道や電線よりも先に花壇が設置されているのか。色々と疑問はありますが、工事の兄ちゃんがナイスガイなので許します。
ちなみに今月中に完成・引っ越し予定となっていますが、期待せずに気長に待とうと思います。
家ができるまでの間は、配属先から約30キロ離れたゲストハウスから毎日ヒッチハイクで通勤しています。日本で鍛えたヒッチハイクスキルが思わぬ所で役立っています。

とりあえずザンビアで最高に楽しくやっています。詳しい話はまた随時更新していきます。

 

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