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任地での生活も2週間が過ぎました。
任地コミラに来て2週間。
ようやく家も決まり生活が落ち着いてきました。
赴任以降いろんな出来事やトラブルがありました。
一度入居が決まりかけた家の大家と最終契約段階まで来てトラブルがあり、
既に搬入していたベッドや机など全て持って引っ越しして、
チャドカン(道端の露店)で働く子どもに毎朝ゴミ問題と公衆衛生について話をして、
配属先であるコミラ県保健衛生事務所の月例会議に出席してみると、
ベンガル人同士の早口ベンガル語対決が繰り広げられ、
ほとんど理解できずにいるのを知ってか知らずか、途中でコメントを求められたり。
ちなみに配属先はこんな所。
http://app.dghs.gov.bd/localhealthBulletin2015/publish/publish.php?org=10000863&year=2015
せっかくの機会なので、僕が活動上関わる(可能性がある)人たちを簡単に紹介します。
事務所スタッフが約20人、これと別に僕の担当セクターであるEPI(予防接種拡大計画)スタッフ、
さらにはHealth Education OfficerやSanitary Inspectorなどの他セクター担当者。
また敷地内にはGeneral Hospitalが併設され、ドクターや看護師、検査技師などの病院スタッフが数十人。
EPI事業に話を戻すと、コミラは非常に大きな県(ジェラ)で16もの郡(ウポジェラ)を持ちますが、その全てのウポジェラに
UH&FPOと呼ばれる郡病院長、
MT-EPIと呼ばれるEPI責任者、
接種場所の巡回・指導などのフィールドワークを行うHIと呼ばれる人たちがいます。
また、EPIは1974年にWHOが始めた国際的な事業なので
ここバングラデシュでのEPI事業にもWHOスタッフ、さらにはGAVIアライアンスなどの国際組織が関わっており、
彼らも僕にとっては重要なキーパーソンです。
こうやって書いただけで色んな登場人物がいましたが、
実際の接種場所で働く人やポーターなどを含めると、コミラだけで3000人近くが関わる巨大プログラムです。
2年の任期の中で僕が果たすべき役割は何なのか、そのために彼らと如何に関わっていくのか、
これからゆっくり考えていきたいと思います。
そんな感じでバングラの喧騒に飲み込まれそうな中、
先週末は同期のコミラ隊員とコミラ随一(唯一?)の観光名所、モイナモティ遺跡へ。
感想は特に無し。笑
看板などの説明資料が全くなかったのでよく分からず。
遺跡全体としては非常に大きなもので、今回行けたのはその一部だけみたいなので、他の所にまた行ってみます。