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Archive for 2012年11月

日本未来の党に未来はない

 

アグレッシブというかなんというか、昼間から刺激的なタイトルを掲げてしまってドキドキw

 

来月の衆院選に向けて政局が慌ただしく動いている。いつものことと言ってしまえばその通りなんだけど、それにしても年々ひどくなっている、劣化していると感じてしまう。
ここ数日で最も大きな動きと言えば、日本未来の党。結構な勢力を集めているようだけど、何を目指す政党なのか全く伝わってこない。卒原発だか脱原発だか知らないけど、現時点で掲げられることが原発問題と子ども手当てしかないってどうなんだ。
そして、(これは太雲さんもfacebookに書いていたけど、)原発問題を目玉にしているにも関わらず地球規模での問題認識ができてないし、Global Governanceに関して何も言及できていない。付け焼き刃の目玉公約だから、「何となく良いこと言ってます」的な雰囲気で国民の信を得ようとするから、こうやって物事を”点”でしか捉えられないんだと思う。

同じようなことは日本維新の会にも言える。昨日の会見での石原さんの第一声は「あんまり、小さなこまごました政策を話してもしょうがないんだよ」。橋下さんも「僕らのもの、『骨太』ね。薄っぺらいように思うかもしれませんけど、一内閣でそんだけやったら、もう歴史に残る内閣ですよ。書きゃいいってもんじゃないんですから」と。
”小さなこまごまとした政策”とやら、話してもしょうがないんじゃなくて、話せないんじゃないかと思ってしまう。”骨太”、薄っぺらいどころか穴だらけ。体重かけたらすぐ崩れ落ちますよ。「一内閣でそんだけやったら」というのは、「それしかやらない」と聞こえてしまう。
そもそもなんでこの二人がタッグを組めるのか、いまだに不思議でならない。つい一ヶ月前まで全く違うこと言っていたでしょうよ。歩み寄りと言えば聞こえはいいけど、あなたの信念はどこに行ったの?という感じ。”政党”としてどう考えるかも大切だけど、”あなた自身”がどう考えているかが聞きたい。”政党”に合わせて”自分”をころころ変えるのやめましょうよ。

 

現代の社会においては、あらゆる問題が複雑に絡み合ってる。どこか一点を重要視して、そこの解決に全力を注ぐのは結構なこと。だけど、”語る”だけでなく”変える”ためには、全体を理解してなきゃならない。そういった視点が明らかに欠落した代議士があまりに多すぎるんじゃないかと思う。

 

ついでに言えば「日本未来の党」とか、その前の「国民の生活が第一」っていう名前自体が劇場型政治の象徴じゃないかと思う。政党に国家の未来が託されているのは当たり前のこと。国民の生活が第一なんて、政治の第一義であって、定義みたいなものでしょう。国民の生活をどう良くしていくかを考えることは、政治の本質そのものでしょう。それをわざわざ政党名として掲げちゃうから、結局どういう政党か分からなくなる。保守派なのか革新派なのかも分からない。

 

 

ただね、こうやって「何となくそれっぽい感じのこと」を掲げることが選挙活動のスタンダードになってしまったのは、国民が「何となくそれっぽい」っていう感覚だけで投票してきたからなんだと思う。そういう意味では、ただ政治の在り方を批判するのではなく、国民一人一人がきちんとした知識と意思をもって投票に行くことが大切なんだろうね。

 

12月16日。みんな選挙行きましょうよ。

 

 

 

学生時代から医療の在り方を考えよう。

 

少し間が空いてしまって久しぶりの更新。
今日の札幌は朝から落雷を伴った吹雪。僕の自転車は鍵とブレーキが凍り付いていました。道路もあちこちがサディスティックなアイスバーン。ついに冬の到来ですね。

 

先週末の3連休は、全国各地で色んなイベントがあったみたいですね。獣医学生も十和田や鹿児島に集まっていたようで。そういえば去年の今頃、僕も飛行機乗り継いで鹿児島行ったなー。

 

そんな中、僕が(勝手に)注目していたのはIFMSA-Japan(国際医学生連盟日本)の日本総会(NGA)。一度行ってみたいと数年前から思い続けて未だに実現してないんだけど、今年の総会も先週末に無事開催されたようです。

ちなみに、その一部はキャリアブレインでも紹介されてました。
[チーム医療は、学生のうちから- 国際医学生連盟日本が総会]

この記事でフォーカスされているのは”チーム医療”。医学系学生の中では最近話題になっているけど、獣医学生の中ではまだまだ聞き慣れない。北海道にはNorth Powersっていう医療系学生の団体があって、医学生や看護学生はもちろん、検査技師学生とか理学療法士学生とか、将来的に医療に関わるであろう学生達が幅広く所属してる。昔、このNorth Powersと獣医学生を結びつけようとしたことがあったけど、獣医学生側の反応が思った以上に薄かったのを覚えてる。

医学と獣医学では、医療現場の実態も、法律的な制約も、分業の在り方もいろいろと違う。だけど、獣医学にもチーム医療の概念は間違いなく必要。今後ますます高度化・専門化が進むであろうことを考えれば、学生のうちにチーム医療について考える機会があっていいんじゃないかと思う。

 

話を記事に戻すと、記事の最後の方に「なぜ学生の時に他の学部の学生と仲が良かったのに、“先生”と呼ばれると、変わってきてしまうのか、疑問もあった」っていうプロジェクト責任者の声がある。2年前のNorth Powers総会の場で講演させてもらったときに、僕も同じようなことを参加者に(そして自分にも)問いかけた。
「それぞれがそれぞれの国家試験に合格して、就職して、現場に立った時。そこには”先生”という壁がある。全ての判断は医者に委ねられる。医者と(例えば)看護士がそういった関係にあるとき、”チーム医療”を客観的に考えることは果たしてできるんだろうか。フラットな関係である今、学生だからこそ考えられることがあるんじゃないか。」

もちろん医療の現場も変わってきていて、看護士の裁量の範囲も広がっている。それでもやっぱり、”学生”だからこそできることってあるんじゃないかと思う。学生だからこその意義があるんじゃないかと思う。

 

 

話が少し前後する形になってしまうけど、最後に何故ぼくがこんなにIFMSAや人医学・人医療に興味があるのか。
それは、僕が医者になりたかったから。自治医科大学に進学しようと思っていたから。ぎりぎりまで、自治医に願書を出そうか迷ってたから。

獣医学という決断に一切の後悔はないけど、人医学に人一倍興味がある。
うん、この辺の話はまた今度。

 

P.S.

IFMSAは学生組織のひとつのモデルとしてもすごく注目しています。
日本総会開催おめでとうございます。お疲れさまでした。

BAR Granitaは2周年を迎えました。

日付が変わって11月25日。本日をもって、Italian & Spanish BAR Granitaは2周年を迎えました。日頃ご愛顧頂いている皆様、本当にありがとうございます。

Granita(グラニタ)の名の由来はイタリア・シチリア発祥のデザート、Granita(グラニータ)。Granita(グラニータ)は果肉や果汁、ミント、ナッツ類、あるいはエスプレッソなど、”たくさんのもの”を混ぜ合わせてシャーベット状にしたもの。
Granita(グラニタ)の名には、そんなGranita(グラニータ)のように「”たくさんの人の想い”が集まる店に」、という願いが込められています。スタッフだけでなく取引先の業者の皆様やビル関係者、そしてたくさんのお客様の想いが集まってGranitaは成り立っています。

 

店がオープンして2年経ったということは、僕がこの店で働き始めてからも2年経ったということ。今までいろいろありましたが、この仕事を続けていることに喜びを感じます。

よく言われますが、獣医学生とこの仕事を両立させるのは結構大変というのが正直なところ。
けど、おいしい食事とおいしいお酒は人を笑顔にする。この仕事は、お金とかそういうものだけでなく、笑顔と感謝を頂ける仕事。だから、大変とか疲れたとか言ってる場合じゃない。やるからには徹底的にやる。学生だからという言い訳もしない。

 

明日からついに3年目。これからまた、一歩ずつ。初心を忘れず、毎日が勉強。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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毒性学は紛争とも結びつく。

 

続けて更新。

少し古い記事なんですが、英紙INDEPENDENTから。

http://ind.pn/T0OmE5

 

イラク戦争中、最も激しい攻撃が行われた場所のひとつ、ファルージャで新生児の先天奇形が急増しているという話。また、奇形をもった子どもの髪からは通常の5倍の鉛、6倍の水銀が検出されたことから、戦争で使用された弾薬・砲弾の含有金属が関連しているのではとのこと。ただし、ここの因果関係についてははっきりしたデータが出てないようで、アメリカ・イギリスの政府関係者は否定しているらしい。

 

毒性学という観点からも非常に重要な問題で、これから毒性学を専門にしていこうとしている僕にとってはすごく興味深い。
アフリカや南米、東南アジアだけでなく、いつかはこうして中東の地で戦争と毒性学を結びつけることができたらいいな。

 

 

「いただきます」という文化

 

既に日付が変わってしまったけど、今日は勤労感謝の日でした。勤労感謝の日というと、てっきり「ふだん仕事頑張っている人、お疲れさま!」みたいな日だと思いがちですが、もともとは新嘗祭といって農作物の収穫を祝う日だったとか。その後、GHQによって今の勤労感謝の日に改められたとか。
だから、家族や周りの人と日頃の勤労を感謝しあうのはもちろん、日々頂いている食事や農家さんにも感謝する日なんです。
食べ物が家庭に届くのは、多くの人の勤労があってこそです。そういった人たちや、おいしい農作物に不可欠な豊潤な大地や綺麗な水に感謝すると、食事はもっとおいしくなります。それが、日本の「いただきます」の文化なんだと思います。

「いただきます」

大事にしたい文化ですね。

 

 

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【キャンパスから世界を変える】国際協力リーダーシップ・プログラム CHANGE Initiative 2013

 

疲労って、ある程度溜まってくると体じゃなくて心に乗っかってくる。体じゃなくて、心が重くなってくる。昨日はそんな感じ。久しぶりに、自分疲れてるなーって思ってしまった。

 

今日は学生のみなさまへ、Oxfam Japanから国際協力リーダーシップ・プログラムのご案内。Facebookでも何度かシェアしてきたけど、今回追加募集を行うことになったので改めて共有します。

 

「国際協力」と聞いてイメージするものって人それぞれだと思う。募金活動とか、フェアトレード商品の購入とか、署名活動とか、チャリティーイベントとか。あるいは海外に実際出向いて活動するとか。ホームステイの受け入れとか、留学生と友達になることも、国際協力のひとつの形かもしれない。

世界にはたくさんの貧困と不平等が溢れていて、多くの人がそうした環境で生きている。その解決のために、最善の方法ってのはたぶん無くて、それぞれの形に価値があって、そうした価値ある物がたくさん集まることで、少しずつ世界は良い方向に変わっていく。そのためには”継続性”と”発展性”は大切な要素。自分だけでなく、周りをも動かして、周囲の人たちを変えていく、”変化”の中心となる人が必要。

 

「国際協力に関心がある」とか「世界の貧困や不平等について知りたい」いうのを越えて、「貧困と不平等を解決したい!」という人にこのプログラムはオススメです。目的は「知る」ことではなく、自らが「動く」ことであり、「変える」ことです。そのために、「知る」というプロセスがあります。

 

まずは自らを、そしてキャンパスを、さらには世界を変えてみませんか?

 

ということで、以下詳細。

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【キャンパスから世界を変える】国際協力リーダーシップ・プログラム
CHANGE Initiative 2013 参加者追加募集
[募集締切 12月18日(火)]
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世界の貧困を終わらせる変化の担い手になるための国際協力リーダーシップ・
プログラム、CHANGE Initiative 2013の参加者の追加募集を行います。

CHANGE Initiativeでは、4泊5日の研修(チェンジ・ウィーク)を通じて、貧困が
生まれる構造、日本に住む私たちひとり一人との関係、そして、キャンパスにおい
て活動することが、貧困の克服にどのように繋がるのかを学び、キャンパスに戻っ
た後、1年間国際協力活動を行います。

既に、日本各地から多くの学生の参加が決まっています。
このたび、若干名ですが、追加募集を行うこととなりました。
世界の貧困と不公正の克服のために活動したい、という思いを持った方々のご応
募をお待ちしています。

◆CHANGE Initiativeのここが違う!
オックスファムは世界90カ国以上で活動する民間の国際協力団体です。各地の貧困を
取り巻く現状や課題、貧困の克服に寄与した成功事例などを世界的なネットワーク
から得ることができます。
CHANGE Initiativeの研修内容も、ネットワークから得られる情報をもとに作られる
ため、参加者は世界で今、何が起こっているのかを知ることができます。

◆既に実績のあるCHANGE Initiative
CHANGE Initiativeはアメリカやカナダでは既に実施されています。アメリカでは
2000年以来、CHANGE Initiativeが開催され、これまで数多くの若者がキャンパス
や社会での変化の担い手である、チェンジ・リーダーとして巣立っていきました。
今回、日本でCHANGE Initiativeを実施するうえで、海外で成果のあったプログラム
を研修内容に取り入れています。

◆CHANGE Initiativeは行動します
近年、国際協力に対するユースの関心は高く、海外ボランティアや国際協力関連のイベ
ントには多くのユースの姿がみられます。しかし貧困をなくすためには、貧困が生まれる
構造を分析し、その解決のための適切なアプローチを行うことが不可欠です。
そこでCHANGE Initiativeでは、世界の貧困と不公正の克服に対して熱意のあるユー
スを対象に、貧困の構造に関してのワークショップ、第一線で働くプロフェッショナルから
のレクチャー、そして、キャンパスにおけるマネジメントスキル講習が用意されています。
また、研修後も1年間にわたって、オックスファム・ジャパンは参加者のキャンパスでの活
動を支援します。CHANGE Initiativeは、従来の研修イベントとは異なり、実際に行動す
ることまでを含む革新的なプログラムです。

【詳細】
■期間: 2013年4月‐2014年3月
オックスファム・ジャパンとともに、2013年4月から1年間、キャンパスや地域から貧困のない
より公正な社会の実現のために、チェンジ・リーダーとして、活動するプログラムです。
*参加者は3月にトレーニングイベントがあります。

■定員: 若干名(選考有り)
■参加対象:以下の(a)(b)(c)の条件をみたしている方
(a) オックスファムの活動と理念に賛同している人。
(b) 専門学校、大学、大学院などに在籍する学生。(大学1年生優先)
(c) 研修後も、最低1年間、キャンパスにおいてオックスファムのキャンペーンを企画及び実施することができる人。
■参加費: 20,000円
*遠方からの参加者には減額措置が適応されます。(詳しくはhttp://oxf.am/ogGをご覧ください。)

◆トレーニングイベント詳細
■日時: 2013年3月16日(土)-3月20日(水)
*4泊5日の合宿形式で実施します。
■会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター (東京都渋谷区代々木神園町3番1号)
■アクセス: 小田急「参宮橋」駅から徒歩約6分、東京メトロ千代田線、「代々木公園」駅C02出口 徒歩10分
(地図はhttp://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.htmlをご覧ください)
*トレーニングイベントへの参加は必須となります。

◆お申込:
申込み用紙(http://oxf.am/JF9からダウンロードできます。MS Wordファイル)に記入の上、
オックスファム・ジャパンまでメールにて(youth@oxfam.jp)お申込ください。
その際に件名を「CHANGE Initiative」としてください。

■募集期間
2012年11月22日(木)-2012年12月18日(火)
■書類選考結果発表
2012年12月19日(水)
*書類選考の後、電話でのインタビューによる最終選考が行われます。
■主催: 特定非営利活動法人 オックスファム・ジャパン
CHANGE Initiativeについて、くわしくは以下のURLをご覧ください。
http://oxfam.jp/whatyoucan/cat368/change_initiative/

物は試し。とりあえず挑戦してみる。

 

ついさっき、スーパーで夕食を買ってるときに外国人に「Can you speak English? What’s this?」って聞かれて、何かと思って見てみたら”助だち”だった。一瞬戸惑った。助だちって英語で何て言うんだろう。というか、助だちって何だっけ。

「testis of fish」って答えてみたら、おいしい?そのまま食べれる?どんな味?って感じで質問攻め。久しぶりにあんなにがっついてくる外国人に会った。話を聞いたら、1ヶ月前にインドから来たmaterials scienceの研究者だとか。

 

来日して1ヶ月で白子を食べようと試みる外国人ってなかなかいない(はず)。ましてや魚を食べる文化が無いインド人にとって、「魚の精巣」ってcrazyすぎる気がする。それでも挑戦してみたいって気持ちに溢れてた。

目覚ましい経済発展を遂げるインドのパワーって、こういう部分からきてるのかなと思ってみたり。(いや、違うか。)

 

けど、最近の自分の生活を少し見直す機会になった。今まで多少なりとも色んなものを経験してきて、色んなものの目利きができるようになった気がしてた。そのものに触れずして、近づかずして、「これは多分こんな感じでしょ」みたいな思い込みというか、勘違いをしてしまうようになってた気がする。あるいは、経験したことないものを最初から選択肢から除外してしまうようになってた気がする。考えてみれば、日本人なのに自分で白子買って調理したことない。だから、聞かれたときに咄嗟に答えられなかった。白子どころか、魚も、それ以外の食材も、自分で買ったことないものはたくさんある。買い物と料理っていう日常のほんの些細な行動だけでさえこんなにたくさん。きっと、「過去に選んだことのある選択肢」だけをその場の選択肢としてしまっていることは、毎日の生活の中でたくさんあるんだろう。
既存の選択肢を選び続けるだけでは、いつまでたっても新しいモノや可能性は生まれない。知ったかぶりせず、食わず嫌いせず、既存の物にとらわれず、物は試しととりあえず挑戦してみる感覚はいつになっても忘れちゃいけないですね。

 

 

ちなみに、助だらはスケトウダラの白子(精巣)だそうで。寿司ネタとかで使われる真だち(真鱈の精巣)よりも味の濃厚さでは劣る。けど、かなり安い。北海道以外ではあまり食べられないみたいですね。

壁は心も引き離す

さっそく昨日、更新し損ねました。。。このブログの扱いに慣れるのももちろんですが、早く自分の中でブログを習慣化したいですね…!

 

さて、昨日11月20日はUniversal Children’s Day、日本語にすると「世界こどもの日」。1959年に「児童の権利に関する宣言」が採択されたのも、30年後の1989年に「児童の権利に関する条約」(いわゆる「子どもの権利条約」)が採択されたのも11月20日。11月20日というのは、子どもの権利保障において重要な日です。

 

けれども、2012年の11月20日にメディアを賑わせていたのは、外で元気に遊ぶ子どもの姿でもなく、学校で勉強している子どもの姿でもなく、家族に囲まれた子どもの姿でもなく、パレスチナの戦闘に巻き込まれた子どもの姿でした。

 

9月にパレスチナを訪れた時、分離壁での衝突に遭遇しました。パレスチナ側から投石していたのは10歳前後の子ども達、イスラエル側で発砲していたのは20歳くらいの徴兵された若者。分離壁は、彼らにとってどんなものなのか、彼らにどんな影響を与えているのか。生まれたときからそこには壁があって、壁の向こうに行くことは一生許されず、壁の向こうにいるのは敵だと教えられる。幼い子ども達がお互いに憎しみあっているというのは、本当に悲しいこと。彼らが友達になれる時代はいつ来るんだろう。壁が無くなって一緒に遊べる時代はいつ来るんだろう。そんな時代が来ない限り、彼らの子ども達も、その子ども達も、幼い頃からお互いを敵とみなす関係がずっと続いてしまう。
僕自身も分離壁の子ども達とは友達になれなかった。石を投げられたし、脅されもした。いつか、彼らと友達になれたらいい。

 

世界中の子ども同士が友達になれること。これも子どもの権利のはず。

 

そんな時代を僕らの世代では作っていかなきゃいけない。

ブログ始めます!

こんばんは!

タイトル通り、今日からブログ始めます!!

記念すべき初ブログ!!!

 

実は少し前から始めようかと考えていたんですが、「少し落ち着いたら」とか「時間ができたら」とか何かと理由をつけては後回しにしてました。

ただ、まだかまだかと騒がれていた初雪も昨日降ってしまい(観測史上2番目に遅いとか)、僕も何か新しいことを始めなければ!と。

 

考えてみれば、別にプロのブロガーになるわけではないんだし、
ゆっくりブログに専念できるくらい生活が落ち着いてしまったら、それは本末転倒というか。

日々多くのことを経験して、多くのことを感じて、多くのことを考えてるときこそブログを書くべきなんだろうな、と。

 

ということで、
ありのままの中田北斗で、ありのままの中田北斗を書いていけたらと思います。

 

 

「未熟な自分の成長記録」と「社会への発信」。

この2つをテーマとして、細くても太くても、長く永く書き綴っていこうと思います。

 

これからよろしくお願いします!!!

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